ジャイアンツ歴代外国人
 グラッデン (94)
 コトー (94)
 ジョーンズ (94-95)
 ハウエル  (95)
 マック  (95-96)
 趙 成珉 (96-02)
 ガルベス (96-00)
 マント (96)
 マリオ (96)
 サントス (97)
 デビット (97)
 ダンカン (98)
 ホセ (99)
 マルティネス (99-01)
 鄭 珉哲 (00-01)
 アルモンテ (01-02)
 鄭 珉台  (01-02)
 ワズディン (02)
 クレスポ (02)
 ペタジーニ (03)
 ベイリー (03)
 ラス (03)
 ペドラザ (03)
 ランデル (03)
 サンタナ (03-)
 レイサム (03-)
ヘンリー・コトー
プロフィール 右投右打 61年1月5日生 外野手 アメリカ出身
コロネル・バウティスタ高→カブス→ヤンキース→マリナーズ→マリーンズ→巨人・94年
通算成績 打数 安打 打率 本塁打 打点 盗塁 三振
383 96 .251 18 52 82
94年シーズン直前に来日した「左キラー」!グラッデン同様、残した数字は平凡だが、数字には見えない、非常に良い働きをしていた。当時、巨人が手も足も出なかった、中日の今中と山本昌を打てる、貴重な選手だった。このプロ野球界屈指の両左腕に対抗できる打者は、巨人では落合とこのコトーだけだった。
コトーの獲得は、世界一のダメ外国人スカウトの溜まり場である巨人らしかぬ、的確な補強だった。守備には不安があったが、それを補うだけの活躍は十分していた。勝負強い打撃でクリーンナップを打つこともあれば、俊足を生かしてトップバッターに座る事もあった。94年の最終戦、勝った方がチーム優勝という伝説の「10.8決戦」でも左腕エース今中をノックアウトするホームラン!日本シリーズでも第5戦・第6戦で、ダメ押しとなる効果的なホームラン!チームの日本一へ大きな大きな貢献をした助っ人であった。
グラッデンと似たような成績を残してはいるが、印象度、チームへの貢献度を考えると断然このコトーの方が優れていたと言えるだろう。
しかし、同じく左キラーであるマックの入団が決定した為、1年限りでの退団となった。